出典:gooニュース
「命奪う決定」=住民ら、地裁決定に怒り―福井
関西電力美浜、高浜両原発(いずれも福井県)の運転差し止めを認めなかった29日の福井地裁決定について、仮処分を申し立てた住民らは「命を奪う決定」「結論ありきだ」などと怒りをあらわにした。 午後1時すぎ、福井地裁前に重い足取りで現れた弁護士らが「不当決定」と書かれた紙を掲げると、待っていた支援者からは時折ため息が漏れた。
関電美浜原発と高浜原発の運転、福井地裁認める 住民申し立てた仮処分を却下
関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)と高浜原発1~4号機(同県高浜町)は老朽化が進んで安全性に問題があるなどとして、福井県の住民らが関電にそれぞれの運転差し止めを求めた二つの仮処分について、福井地裁(加藤靖裁判長)は3月29日、住民側の申し立てをいずれも退け、運転を認める決定をした。
美浜、高浜原発の運転認める 福井地裁、住民の仮処分申請却下
福井県内にある関西電力美浜原発3号機と高浜原発1~4号機について、地元住民らが関電に運転の差し止めを求めた2件の仮処分申請で、福井地裁(加藤靖裁判長)は29日、いずれも運転を認める決定を出した。美浜3号機と高浜1、2号機は1970年代から稼働する「40年超原発」で、関電の安全対策を追認する形となった。 仮処分を申し立てたのは、美浜3号機が福井県の住民9人。
もっと調べる