ちゅう‐いん【中陰】例文一覧 2件

  1. ・・・僕は中陰を過ごした今でも滝田君のことを思い出す度にまだこの落莫を感じている。滝田君ほど熱烈に生活した人は日本には滅多にいないのかも知れない。<芥川竜之介「滝田哲太郎氏」青空文庫>
  2. ・・・ 中陰の四十九日が五月五日に済んだ。これまでは宗玄をはじめとして、既西堂、金両堂、天授庵、聴松院、不二庵等の僧侶が勤行をしていたのである。さて五月六日になったが、まだ殉死する人がぽつぽつある。殉死する本人や親兄弟妻子は言うまでもなく・・・<森鴎外「阿部一族」青空文庫>