[名・形動](スル)
  1. 性格感情がかたよらないで穏やかであること。また、そのさま。

    1. 「一に無偏無党の—ならざるはなし」〈利光鶴松・政党評判記〉

  1. 性質の異なるものが、互いに融和してそれぞれの性質を失うこと。また、毒などの成分を薄めること。「彼といるとせっかちな私の性格が—される」

  1. 塩基とが当量ずつ反応して塩 (えん) を生じること。「酸とアルカリが—する」

  1. 等量正電荷負電荷が重なり合って電荷がなくなること。

  1. 音韻論上の用語。ある音素間の対立的特徴が一定の条件のもとに失われる現象をいう。例えば、ドイツ語の語末においては、tとdなどの無声有声対立がなく、無声音しか立たないことなど。

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