[名](スル)
  1. 普通に考えられる程度をはるかにこえていること。ずばぬけていること。「人間の能力を—した技術

  1. ある限界や枠をはるかにこえていること。また、その物事からかけ離れた境地にあって、問題にしないこと。「時代を—した作品」「世俗を—する」

  1. (ドイツ)Transzendenz哲学で、

    1. ㋐人間一般の経験認識範囲次元)外にこえ出ていること。

    2. カント哲学では、あらゆる可能的経験をこえた、超感性的なものについての認識を超越的といい、超越論的(先験的)と区別した。超絶

    3. 現象学では、意識内在に対し、自然的態度に付着する意識超越をいう。

  1. 順序をとびこえて高い地位につくこと。とびこすこと。ちょうおつ。

    1. 「数のほかの四の宮に—せられ」〈保元・上〉

[宗教・思想]の言葉

[思想・哲学]の言葉

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。

gooIDでログインするとブックマーク機能がご利用いただけます。保存しておきたい言葉を200件まで登録できます。