ちょう‐かん〔テウ‐〕【鳥×瞰】例文一覧 3件

  1. ・・・ただこの場合において一、二の注意を述べるなら、職能に関する読書はその部門の全般にわたる鳥瞰が欠くべからざるものであるが、そのあいだにもおのずと自分の特に関心し、選ぶ種目への集注的傾向が必要である。何事かを好み、傾くということがそのことへの愛・・・<倉田百三「学生と読書」青空文庫>
  2. ・・・るということについては今更にいうまでもないのであるが、この傾向に伴う一つの重大な弊は、学者が自分の専門に属する一つの学全体としての概景を見失ってしまい、従って自分の専門と他の専門との間の関係についての鳥瞰的認識を欠くようになるということであ・・・<寺田寅彦「学位について」青空文庫>
  3. ・・・ 東京付近へドライヴに出るとき気のついたことは、たいていの運転手が陸地測量部地形図を利用しないでかえって坊間で売っている不正確な鳥瞰的地図を使っていることである。どうも地形図の読み方をよく知らない運転手が多いらしい。しかしまた前記のよう・・・<寺田寅彦「地図をながめて」青空文庫>