ちょうこう‐せい〔チヤウカウ‐〕【聴講生】例文一覧 5件

  1. ・・・ ベルリン大学にける彼の聴講生の数は従来のレコードを破っている。一昨年来急に世界的に有名になってから新聞雑誌記者は勿論、画家彫刻家までが彼の門に押しよせて、肖像を描かせろ胸像を作らしてくれとせがむ。講義をすまして廊下へ出ると学生が押しか・・・<寺田寅彦「アインシュタイン」青空文庫>
  2. ・・・その当時理科大学物理学科の聴講生となって長岡博士その他の物理学に関する講義に出席した。翌三十五年助教授となり、四十二年応用力学研究のため満二年間独国及び英国へ留学を命ぜられ、これと同時に工学博士の学位を授けられた。四十四年帰朝後工科大学教授・・・<寺田寅彦「工学博士末広恭二君」青空文庫>
  3. ・・・ この講習の期間に作家聴講生は、二つの壁新聞を発行し、ほかに有益な軍事遊戯を思いついた。軍時に、ソヴェト軍隊と、交戦中の敵国住民大衆にアッピールするものと仮定したパンフレット、それにはクラブ用の小脚本、レヴュー台本、プラカート用の詩、ス・・・<宮本百合子「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」青空文庫>
  4. ・・・それまで娘早稲田に聴講生として通う。     ○○された少年 美貌、十六 入院、身体不動 看護婦さわぐ。うるさく。なめる。すいつく。 一人、自分から勝手にひどいことをする。そこへ別のが入って来、黙って見て居たが、・・・<宮本百合子「一九二五年より一九二七年一月まで」青空文庫>
  5. ・・・を講ぜられた時、自分はその聴講生の一人であった。自分の学生時代に最も深い感銘を受けたものは、この講義と大塚先生の「最近文芸史」とである。大塚先生の講義はその熱烈な好学心をひしひしと我々の胸に感じさせ、我々の学問への熱情を知らず知らずに煽り立・・・<和辻哲郎「岡倉先生の思い出」青空文庫>