ちょう‐もん〔チヤウ‐〕【頂門】 の意味

  • 名詞

ちょう‐もん〔チヤウ‐〕【頂門】の慣用句

  1. 頂門の一針
    • 《頭の上に1本の針を刺す意から》人の急所をついて強く戒めること。また、急所を押さえた教訓。
  • ちょう‐もん〔チヤウ‐〕【頂門】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・正直に申し上げると、あなたのお言葉の全部が、かならずしも私にとって頂門の一針というわけのものでも無かったし、また、あなたの大声叱咤が私の全身を震撼させたというわけでも無かったのです。

      太宰治「風の便り」

    • ・・・その反対に今の新人はその基本作因に自信がなく、ぐらついている、というお言葉は、まさに頂門の一針にて、的確なものと思いました。

      太宰治「自信の無さ」

    • ・・・ このゲエテの結論は、私にとって、私のような気の多い作家にとって、まことに頂門の一針であろう。

      太宰治「春の盗賊」