ちょく‐し【勅使】例文一覧 2件

  1. ・・・たとえば、勅使接待の能楽を舞台背景と番組書だけで見せたり、切腹の場を辞世の歌をかいた色紙に落ちる一片の桜の花弁で代表させたりするのは多少月並みではあるがともかくも日本人らしい象徴的な取り扱い方で、あくどい芝居を救うために有効であると思われた・・・<寺田寅彦「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」青空文庫>
  2. ・・・、あやしきしはぶるひ人どもあつまりゐる中にうちまじりつつ御けしきをがみ見まつる隠士も市の大路に匍匐ならびをろがみ奉る雲の上人天皇の大御使と聞くからにはるかにをがむ膝をり伏せて 勅使をさえかしこがりて匍匐いおろがむ彼を・・・<正岡子規「曙覧の歌」青空文庫>