ちん‐き【珍奇】 の意味

  1. [名・形動]珍しくて風変わりなこと。また、そういうものや、そのさま。「聞いたこともない珍奇な話」
  1. [派生]ちんきさ[名]
  • 名詞
  • ちん‐き【珍奇】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ これに反してここに紹介した各種の珍奇なレコードは、ともかくもそれぞれ一つの「自由度」に対する数量的レコードへのおぼつかない試みの第一歩として、それぞれに固有ななんらかの文化的な意味をもつものだと思われるのである。

      寺田寅彦「記録狂時代」

    • ・・・ということになって、それでこの珍奇な交渉は絶えてしまった。

      寺田寅彦「自由画稿」

    • ・・・しかし、逆説的に聞えるかもしれないが、その同じ颱風はまた思いもかけない遠い国土と日本とを結び付ける役目をつとめたかもしれない、というのは、この颱風のおかげで南洋方面や日本海の対岸あたりから意外な珍客が珍奇な文化を齎して漂着したことがしばしば・・・

      寺田寅彦「颱風雑俎」