出典:デジタル大辞泉(小学館)

茶人。京都の人。もと宇治の農民で、宇治橋の東詰に茶店を出したといわれる。古川通円と自称し、代々その名を継いだとされる。狂言の主人公として有名。生没年未詳。
狂言。舞狂言。旅僧の前に通円という茶屋坊主の霊が現れ、宇治橋供養で茶をたてすぎて死んださまを語り、回向 (えこう) を願う。謡曲「頼政」をもじったもの。