つう‐しょう〔‐シヤウ〕【通商】例文一覧 3件

  1. ・・・ けだしこの時といえども、通商の国は和蘭一州に限り、その来舶するや、ただ西陲の一長崎のみなれば、なお書籍のとぼしきに論なく、すべて修学の道、はなはだ便ならざれば、未だ隔靴の憾を免れず。然るに嘉永の季、亜美利駕人、我に渡来し、はじめて和親・・・<福沢諭吉「慶応義塾の記」青空文庫>
  2. ・・・ペルシャやカスピ海沿岸との通商関係は進歩して古風な酔どれだらけの定期市の必要がなくなったのである。ニージュニが、その後すぐ始まった第一次五ヵ年計画によってソヴェト第一の自動車製作所を持つようになったことを知った時、私は、ゴーリキイがどんなに・・・<宮本百合子「マクシム・ゴーリキイによって描かれた婦人」青空文庫>
  3. ・・・ ホバード夫人は、「それが世界に通商をひろめて来た精神」である不屈不撓な事業熱をもっている船長イーベン・ホーレイの多難な生涯と揚子江上の荒々しい回漕事業の盛衰とをこの小説の縦糸にしているのである。 中国の歴史がうつりかわるにつれて揚・・・<宮本百合子「「揚子江」」青空文庫>