つき‐ぬけ【突(き)抜け】 の意味

  1. 突き抜けること。突き通ること。
  1. 向こう側へ通り抜けること。「突き抜けになっている路地」
  • 名詞

つき‐ぬけ【突(き)抜け】の慣用句

  1. つきぬけうら【突(き)抜け裏】
    • 表通りへ抜けられる裏路地。
  • つき‐ぬけ【突(き)抜け】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・……これだと、ちょっと歩行いただけで甲武線は東京の大中央を突抜けて、一息に品川へ…… が、それは段取だけの事サ、時間が時間だし、雨は降る……ここも出入がさぞ籠むだろう、と思ったより夥しい混雑で、ただ停車場などと、宿場がって済してはおられ・・・

      泉鏡花「売色鴨南蛮」

    • ・・・ 往来より突抜けて物置の後の園生まで、土間の通庭になりおりて、その半ばに飲井戸あり。

      泉鏡花「化銀杏」

    • ・・・人じゃあない、世話になって、はんけちの工場うららかな朝だけれど、路が一条、胡粉で泥塗たように、ずっと白く、寂然として、家ならび、三町ばかり、手前どもとおなじ側です、けれども、何だか遠く離れた海際まで、突抜けになったようで、そこに立っている人・・・

      泉鏡花「縷紅新草」