異本（いほん）とは？意味・読み方・使い方

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い‐ほん【異本】
の解説

１同一原典に由来しながら、伝承の過程で本文の順序や組み立てなどに異同を生じた本。別本。→定本 →流布本 (るふぼん)

２世間にほとんど流布していない珍しい本。珍本。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

異本のカテゴリ情報

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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異本の前後の言葉

異本の例文(2)

出典：青空文庫

･･･が、そのほかにも異本がない訳ではない。現に予が所蔵の古写本の如き･･･芥川竜之介「るしへる」
･･･同じ『熊野の本地』の異本のなかには、さらに女主人公自身を権現とす･･･和辻哲郎「埋もれた日本」

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