つわ‐ぶき〔つは‐〕【橐吾/×橐/×蕗】例文一覧 1件

  1. ・・・母家から別れたその小さな低い鱗葺の屋根といい、竹格子の窓といい、入口の杉戸といい、殊に手を洗う縁先の水鉢、柄杓、その傍には極って葉蘭や石蕗などを下草にして、南天や紅梅の如き庭木が目隠しの柴垣を後にして立っている有様、春の朝には鶯がこの手水鉢・・・<永井荷風「妾宅」青空文庫>