• 意味
  • 例文
  • 慣用句
  • 画像

《「てをこまねく」とも》

  1. 両手の指を胸の前で組んで敬礼する。中国で行われたあいさつの方法

  1. 腕組みをする。手をつかねる。「—・いて思いにふける」

  1. 何もしないで傍観している。手をつかねる。腕をこまぬく。「当局も—・いていたわけではない」

    1. 「要吉は—・いて女の泣き止むのを待っていた」〈森田草平煤煙


[補説]文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「手をこまねく」は、「何もせずに傍観している」と「準備して待ち構える」の、どちらの意味だと思うかを尋ねたところ、次のような結果が出た。
 平成20年度調査令和元年度調査
何もせずに傍観している
本来意味とされる)
40.1パーセント37.2パーセント
準備して待ち構える
本来意味ではない)
45.6パーセント47.4パーセント
goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。

gooIDでログインするとブックマーク機能がご利用いただけます。保存しておきたい言葉を200件まで登録できます。