ディー【D/d】例文一覧 14件

  1. ・・・ Black and White ばかりでございますが、……」 僕は曹達水の中にウイスキイを入れ、黙って一口ずつ飲みはじめた。僕の鄰には新聞記者らしい三十前後の男が二人何か小声に話していた。のみならず仏蘭西語を使っていた。僕は彼等に背中・・・<芥川竜之介「歯車」青空文庫>
  2. ・・・     参考書のたぐいPlaton : Symposion, Phaidros.Dante : Vita nuova.Goethe : Die Leiden des jungen Werthers.Scho・・・<倉田百三「学生と生活」青空文庫>
  3. ・・・ 次に問題になるのは F(H)uz(d, t)i, Hiuti, Kudy, Kdu(sima), Kuti(no sima) の類である。KとHは日本語でもしばしば転化するからここではかりに同じと見て、次のような子音分類をする。すなわ・・・<寺田寅彦「火山の名について」青空文庫>
  4. ・・・子供らは N. L. D. の金文字を入れた黒リボン付きの紙帽子をかぶり、手んでに各国の国旗を持ち、楽隊の先導で甲板を一周した後に食卓についた。おとならはむしろうらやましそうに見物していた。……T氏と艙へはいって、カバンを出してもらって、ハ・・・<寺田寅彦「旅日記から(明治四十二年)」青空文庫>
  5. ・・・B. H. Chamberlain : "Bash and the Japanese Epigram." Trans. Asiatic Soc. Jap. Reprint Vol.1 (1925), 91.Paul-Louis ・・・<寺田寅彦「俳諧の本質的概論」青空文庫>
  6. ・・・なんとなればそれぞれの終わりに if C is D, if C is E. という文句が抜けているのが普通である。われわれはこの事を忘れて果てのない議論に時間を空費している。   八「唐土にても墨張とて学問にあまり精を入れし・・・<寺田寅彦「人の言葉――自分の言葉」青空文庫>
  7. ・・・日附の所に D. Berolini d. 19. mens. V anni MDCCCCIX とあって下に総長の署名がある。「ベルリン」までがラテン化しているのでまた少し驚いた。それからもう一枚哲学部長の署名のあるこれもラテン語の入学免状を・・・<寺田寅彦「ベルリン大学(1909-1910)」青空文庫>
  8. ・・・左右田君に聞くと Wollen Sie dort anschliessen ? と云っただけなのだそうである。カール総長の握手の力の強いのにびっくりした。総長にでもなる人にはやはりそれだけの活力があるのかと思われた。 入学証書と云ったよ・・・<寺田寅彦「ベルリン大学(1909-1910)」青空文庫>
  9. ・・・ この疫病の記述によってルクレチウスの De Rerum Natura は終わっている。これはわれわれになんとなく物足りない感じを与える。ルクレチウスはおそらく、この後にさらに何物かを付加する考えがあったのではないか。私はこの書に結末ら・・・<寺田寅彦「ルクレチウスと科学」青空文庫>
  10. ・・・ Newton, Opticks, pp. 375, 376, Second edition, 1718. L'Illustration, 7 Juillet, 1928. Daly, Igneous Rocks and the・・・<寺田寅彦「ルクレチウスと科学」青空文庫>
  11. ・・・という彼の有名な La chanson d'automneの一篇の如きはヴェルレエヌが高踏派の詩人として最も幸福なる時代の作で、その時分には妻もあり友達もあり一定の職業もあった事を伝記の著者から教えられた。して見ると、「過ぎし日の事思出でて・・・<永井荷風「夏の町」青空文庫>
  12.     時代  中古、A.D. 十一世紀頃――A.D. 1077―A.D. 1095    人物  グレゴリオ七世 ローマ法王  ヘンリー四世  ドイツ帝  老人   ヘンリー四世の守役を勤めた人九十・・・<宮本百合子「胚胎(二幕四場)」青空文庫>
  13. ・・・ 翁の医学は Hufeland の内科を主としたもので、その頃もう古くなって用立たないことが多かった。そこで翁は新しい翻訳書を幾らか見るようにしていた。素とフウフェランドは蘭訳の書を先輩の日本訳の書に引き較べて見たのであるが、新しい蘭書・・・<森鴎外「カズイスチカ」青空文庫>
  14. ・・・ Dostojewski は「罪と償」で、社会に何の役にも立たない慾ばり婆々あに金を持たせて置くには及ばないと云って殺す主人公を書いたから、所有権を尊重していない。これも危険である。それにあの男の作は癲癇病みの譫語に過ぎない。Gorki・・・<森鴎外「沈黙の塔」青空文庫>