出典:デジタル大辞泉(小学館)

Deep Brain Stimulationパーキンソン病ジストニアなど不随意運動症に対する脳外科治療法の略称。脳に細い電極を挿入し、先端から微弱なパルス電流を流して、周囲数ミリ範囲の神経細胞の異常活動を抑制する。電極は、視床下核淡蒼球など脳内の目標部位に留置され、胸部に埋設されたパルス発生装置とワイヤーで連結される。脳の特定部位を破壊する従来の治療法と比べ、手術の副作用が少なく、電流の強さや刺激部位を調節でき、電流の停止や装置の除去により治療を中止できるなどの長所がある。欧米では強迫神経症うつ病などへの治験も行われている。精神疾患に対するDBS療法には安全・倫理面から検討すべき課題も多い。脳深部刺激療法。深部脳刺激療法。