てい‐とう【低頭】例文一覧 2件

  1. ・・・ 扇子を抜いて、畳に支いて、頭を下げたが、がっくり、と低頭れたように悄れて見えた。「世渡りのためとは申しながら……前へ御祝儀を頂いたり、」 と口籠って、「お恥かしゅう存じます。」と何と思ったか、ほろりとした。その美しさは身に・・・<泉鏡花「妖術」青空文庫>
  2. ・・・生霊、死霊、のろい、陰陽師の術、巫覡の言、方位、祈祷、物の怪、転生、邪魅、因果、怪異、動物の超常力、何でも彼でも低頭してこれを信じ、これを畏れ、あるいはこれに頼り、あるいはこれを利用していたのである。源氏以外の文学及びまた更に下っての今昔、・・・<幸田露伴「魔法修行者」青空文庫>