て‐うす【手薄】 の意味

  1. [名・形動]
  1. 手もとに金銭や物品をあまり持っていないこと。また、そのさま。「所持金が手薄になる」
  1. 人手が少なくて不十分なこと。「手薄な警備」
  • 名詞
  • て‐うす【手薄】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ 一カ月の後、彼女は、別の、色の生白い、ステッキを振り振り歩く手薄な男につれられて、優しく低く、何事かを囁きながら、S町への大通りを通っていた。

      黒島伝治「浮動する地価」

    • ・・・これと同じように平生地震というものの災害を調べているものの目から見ると、この恐るべき強敵に対する国防のあまりに手薄すぎるのが心配にならないわけには行かない。

      寺田寅彦「時事雑感」

    • ・・・山が焼ければ間接には飛行機や軍艦が焼けたことになり、それだけ日本が貧乏になり国防が手薄になるのである。

      寺田寅彦「函館の大火について」