て‐しごと【手仕事】例文一覧 2件

  1. ・・・それも準備の必要を考えたよりは、彼らに手仕事を授けて、いたずらに懊悩することを軽めようと思った方が多かった。 干潮の刻限である為か、河の水はまだ意外に低かった。水口からは水が随分盛んに落ちている。ここで雨さえやむなら、心配は無いがなアと・・・<伊藤左千夫「水害雑録」青空文庫>
  2. ・・・業に熱心であれば人間として偉くなれるという簡単な結論はなり立たぬにしろ、本間氏夫妻はその会話の裏に計らずこめられた現実によって、例えば職業についても遊び半分の気のすくない勤労階級の娘が、フラフラして片手仕事に勤めている有産階級の娘より偉くな・・・<宮本百合子「短い感想」青空文庫>