で‐ぶしょう〔‐ブシヤウ〕【出無精/出不精】例文一覧 2件

  1. ・・・殊に、僕の如き出不精なものは、それだけ変化にも驚き易いから、幾分か話すたねも殖えるわけである。 住み心地のよくないところ 大体にいへば、今の東京はあまり住み心地のいゝところではない。例へば、大川にしても、僕が子供の時分には、まだ・・・<芥川竜之介「東京に生れて」青空文庫>
  2. ・・・その頃から、出不精の癖がついて、花が咲いたときいても、見物に出かけることもなく、いつも歩く巷の通りを漫然と散歩して、末にこんな処へ立寄り、偶々、罎にさした桜の花が、傍の壁の鏡に色の褪せた姿をうつすのをながめて、書きかけている作品の構想に耽る・・・<小川未明「春風遍し」青空文庫>