出典:デジタル大辞泉(小学館)

アジア大陸南西部の国。正称、イラク共和国。首都バグダッドメソポタミア文明の発祥地。宗教はイスラム教。英国の委任統治領から1932年王国として独立、1958年共和国となる。1980年代にフセイン政権が国境を巡ってイランと争った。1990年クウェートに侵攻するも、翌年米国を中心とする多国籍軍により撃退。2003年に大量破壊兵器保有の嫌疑を受けて米英などの攻撃を受けてフセイン政権が崩壊。イスラム教宗派間・民族間の対立が増すが2006年5月、民主選挙による初の政府が発足。チグリスユーフラテス両河流域の平原を中心に灌漑 (かんがい) 農業が発達。ナツメヤシの産地。油田も多い。人口2967万(2010)。