出典:デジタル大辞泉(小学館)

[連語]《動詞「あ(敢)う」の未然形+打消しの助動詞「ず」が固定して用いられたもの》
  1. (動詞の連用形に付いて)十分にしおえることができないで。…しきれないで。「涙もせき敢えず語り続ける」「取るものも取り敢えず駆けつける」

  1. (動詞の連用形に係助詞「も」が付いた形に付いて)…しきらないうちに。…するや否や。

    1. 「涙を拭 (ぬぐ) いも―静かに床からすべり出た」〈有島・クララの出家〉