ドイツ‐ご【ドイツ語】例文一覧 5件

  1. ・・・ 不思議なことには、このドイツ語で紹介された老子はもはや薄汚い唐人服を着たにがにがとこわい顔をした貧血老人ではなくて、さっぱりとした明るい色の背広に暖かそうなオーバーを着た童顔でブロンドのドイツ人である。どこかケーベルさんに似ている、と・・・<寺田寅彦「変った話」青空文庫>
  2. ・・・色々記入する書式の中の宗教という項に神道と書いたら、それはどういう宗教だと聞かれて困った。ドイツ語がよく分らなくては講義を聴くのに困りはしないかと聞くから、なにじきに上手になりますと答えたら Na ! Sehen Sie mal zu. と・・・<寺田寅彦「ベルリン大学(1909-1910)」青空文庫>
  3. ・・・彼が音響の問題に触れるようになった動機は、ある先生から是非ともドイツ語を稽古しろと勧められ、その稽古のためにヘルムホルツの Tonemspfindungen を読んだのが始まりだそうである。この最初の研究実験はターリングの邸宅の古いグランド・・・<寺田寅彦「レーリー卿(Lord Rayleigh)」青空文庫>
  4. ・・・ 母のアンリエットは、オランダ生れのユダヤ婦人でユダヤ語とはちがうドイツ語を、完全に発音さえ出来なかった。博識な良人につれそう家事的な情愛深い妻としてアンリエットは、息子カールに対しても、言葉のすくない母の愛で、その精神と肉体とをささえ・・・<宮本百合子「カール・マルクスとその夫人」青空文庫>
  5. ・・・「本当はね、女子大学で英文科をしたから 英文科だといいんだけれどドイツ語なんかやって」Y「あなた、おうち お父さん何をしておいでです」「仏様」「え?」「――仏さまになっちゃった」 写真をとるN「あら 脚おうつ・・・<宮本百合子「一九二七年春より」青空文庫>