入(り)浸り(いりびたり)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・おちかづきと気取って見せた盃が毒の器たんとはいけぬ俊雄なればよいお色やと言わるるを取附きの浮世噺初の座敷はお互いの寸尺知れねば要害厳しく、得て気の屈るものと俊雄は切り上げて帰りしがそれから後は武蔵野へ入り浸り深草ぬしこのかたの恋のお百度秋子・・・
斎藤緑雨
「かくれんぼ」
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・・・ 私はこの蓮華の世界に入り浸りながら、ここまでいくぶんか強制的に引っ張って来てくれた谷川君に心から感謝した。 そういう印象を受けたのは、ほのぼのと夜が明けて来て、広い蓮池が見渡せるようになった時であるが、それが何時ごろであったか・・・
和辻哲郎
「巨椋池の蓮」
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