出典:gooニュース
内外経済やインフレ動向踏まえると、投機的な動きみられる=為替で財務相
Shinichi Uchida[東京 1日 ロイター] - 鈴木俊一財務相は1日の参院決算委員会で、最近の円安進行について「内外の経済状況やインフレ動向などを踏まえれば、投機的な動きもみられると認識している。ファンダメンタルズに沿っていない部分もあるのではないか」と述べた。
金利差縮まる状況の円安、投機的動きあるのではないか=鈴木財務相
その上で「さまざまな要因が重なる中で市場参加者の投機的な動きがファンダメンタルズに沿っていない部分でこうした(円安の)状況に表れている」との見方を示した。浅田均委員(維教)の質問に答えた。
円安「投機的な動き」 財務官、介入示唆
財務省の神田真人財務官は27日、外国為替市場で円相場が約34年ぶりの円安ドル高水準となったことに関し「円安の背景に投機的な動きがあることは明らかだ」との見解を表明した。「行き過ぎた動きに対しては、あらゆる手段を排除せずに適切な対応を取る」とも述べ、円買い介入も辞さない考えを示唆した。 円安進行を受けて財務省と日銀、金融庁が開いた情報交換会合後、記者団の取材に応じた。
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