とう‐ごく【東国】例文一覧 2件

  1. ・・・平治の乱に破れて一族と共に東国へ落ちる途中、当時十三歳の頼朝は馬上でうとうと居睡りをして、ひとり、はぐれた。平治物語に拠ると、「十二月二十七日の夜更方の事なれば、暗さは暗し、先も見えねども、馬に任せて只一騎、心細く落ち給う。森山の宿に入り給・・・<太宰治「花吹雪」青空文庫>
  2. ・・・「初の尋人は春頃から東国の繁華な土地にいる。後の尋人の事は御託宣が無い」と云った。 文吉は玉造から急いで帰って、御託宣を九郎右衛門に話した。 九郎右衛門はそれを聞いて云った。「そうか。東国の繁華な土地と云えば江戸だが、いかに亀蔵が横・・・<森鴎外「護持院原の敵討」青空文庫>