どう‐しゃ【同車】例文一覧 2件

  1. ・・・――そこで同車で乗出した。 大仁の町を過ぎて、三福、田京、守木、宗光寺畷、南条――といえば北条の話が出た。……四日町を抜けて、それから小四郎の江間、長塚を横ぎって、口野、すなわち海岸へ出るのが順路であった。…… うの花にはまだ早い、・・・<泉鏡花「半島一奇抄」青空文庫>
  2. ・・・ 誰の事も心配しずに二十日の間海を見て暮せると云う事は下らない事のゴチャゴチャつづいた後にはたまらなく慰めの多い事で自分の体がほんとうに自分のものになった気持がした。 同車の男がマッチをするのを見て千世子は火の用心をおし、と云って来・・・<宮本百合子「蛋白石」青空文庫>