とう‐しゅう〔タフシフ|タウシフ〕【踏襲/×蹈襲】 の意味

  1. [名](スル)前人のやり方などをそのまま受け継ぐこと。「前社長の方針を―する」
  • 名詞
  • とう‐しゅう〔タフシフ|タウシフ〕【踏襲/×蹈襲】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・それを日本人の用うるのに必ずしも支那人の用法を踏襲しなければならぬと云う法はない。

      芥川竜之介「侏儒の言葉」

    • ・・・水軍の策戦は『三国志』の赤壁をソックリそのままに踏襲したので、里見の天海たる丶大や防禦使の大角まで引っ張り出して幕下でも勤まる端役を振り当てた下ごしらえは大掛りだが、肝腎の合戦は音音が仁田山晋六の船を燔いたのが一番壮烈で、数千の兵船を焼いた・・・

      内田魯庵「八犬伝談余」

    • ・・・けれども、こんな日常倫理のうえの判り切った出鱈目を、知らぬ顔して踏襲して行くのが、また世の中のなつかしいところ、血気にはやってばかな真似をするなよ、と同宿のサラリイマンが私をいさめた。

      太宰治「もの思う葦」