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とう‐じん〔タウ‐〕【×蕩尽】 の意味

  1. [名](スル)財産などを使い果たすこと。「家財を―する」
  • とう‐じん〔タウ‐〕【×蕩尽】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・すると女は不相変畳へ眼を落したまま、こう云う話を始めたそうです――「ちょうど今から五年以前、女の夫は浅草田原町に米屋の店を開いていましたが、株に手を出したばっかりに、とうとう家産を蕩尽して、夜逃げ同様横浜へ落ちて行く事になりました。

      芥川竜之介「捨児」

    • ・・・ 主人の語るところによると、この哀れなきょうだいの父親というは、非常な大酒家で、そのために命をも縮め、家産をも蕩尽したのだそうです。

      国木田独歩「春の鳥」

    • ・・・ 地震によって惹起される津波もまたしばしば、おそらく人間の一代に一つか二つぐらいずつは、大八州国のどこかの浦べを襲って少なからざる人畜家財を蕩尽したようである。

      寺田寅彦「日本人の自然観」