とう‐せい〔タウ‐〕【×濤声】例文一覧 2件

  1. ・・・ かくて濤声高き竜ノ口の海辺に着いて、まさに頸刎ねられんとした際、異様の光りものがして、刑吏たちのまどうところに、助命の急使が鎌倉から来て、急に佐渡へ遠流ということになった。 文永八年十月十日相模の依智を発って、佐渡の配所に向かった・・・<倉田百三「学生と先哲」青空文庫>
  2. ・・・音楽が風や濤声や木々の葉ずれのような自然現象ではなくて、社会生活を営む人間の声であることが深く深く理解され、身をもって経験されて、はじめて将来の音楽発展への希望の土台も与えられる訳です。〔一九三八年一月〕・・・<宮本百合子「期待と切望」青空文庫>