どう‐てん【動転/動×顛】例文一覧 2件

  1. ・・・普通、好人物の如く醜く動転、とり乱すようなことは致しません。やるなら、やれ、と糞度胸を据え、また白樺の蔭にひたと身を隠して、事のなりゆきを凝視しました。 やるならやれ。私の知った事でない。もうこうなれば、どっちが死んだって同じ事だ。二人・・・<太宰治「女の決闘」青空文庫>
  2. ・・・男子誕生の喜びも束の間、いまはラプンツェルの意味不明の衰弱に、魂も動転し、夜も眠れず、ただ、うろうろ病床のまわりを、まごついているのです。王子は、やっぱり、しんからラプンツェルを愛していました。ラプンツェルの顔や姿の美しさ、または、ちがう環・・・<太宰治「ろまん燈籠」青空文庫>