出典:gooニュース
東大寺の東塔、100mではなく70mか…創建当初の高さ「二十三丈」を「三十三丈」と江戸後期の文献で書き間違う
発掘成果に基づく構造解析も踏まえての判断で、奈文研は「東塔の復元研究に一つの区切りがついた」としている。 東塔は764年頃、大仏殿南側に完成し、平安時代の1181年頃、平氏の焼き打ちで焼失した。鎌倉時代に再建されたが、1362年に落雷で再び焼け落ちた。
焼失の七重塔は約70メートル=東塔の復元案公表―東大寺
東大寺は「これまでの復元案とは異なる姿を示すもので、天平の東塔の姿が知りたいという思いに一つの答えをいただいたと受け止めている」としている。
東大寺「東塔」の高さは当時最大級の68メートル 平安時代に焼き討ちで消失 奈文研が復元めぐり調査結果
東大寺は「東塔の姿を知りたいという思いに一つの答えをいただいた」とした上で、「東塔の復元研究における新たな論点が示された。史跡の整備や伽藍の復興を進める上で考慮すべき重要な研究成果である」と期待しています。
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