とう‐とう〔タウタウ〕【××滔】例文一覧 2件

  1. ・・・を覗いて見たら、虚子先生も滔滔と蛇笏に敬意を表していた。句もいくつか抜いてあった。僕の蛇笏に対する評価はこの時も亦ネガティイフだった。殊に細君のヒステリイか何かを材にした句などを好まなかった。こう云う事件は句にするよりも、小説にすれば好いの・・・<芥川竜之介「飯田蛇笏」青空文庫>
  2. ・・・やはり低い声で、けれども一語の遅滞もなく、滔滔と述べはじめる。勝治は、酒を飲みたくてたまらない。けれども、杉浦の真剣な態度が、なんだかこわい。あくびを噛み殺して、「然り、然り」などと言っている。杉浦は泊って行く事もある。外へ出ると危険だとい・・・<太宰治「花火」青空文庫>