出典:デジタル大辞泉(小学館)

文化・文政(1804~1830)のころ、江戸ではやった行商の薬売り。また、その薬。二人一組で歩き、一人が「藤八」と呼ぶと、他の一人が「五文」と応じて、ともに「奇妙」と合唱した。長崎の綿屋藤八が始めた薬で、1粒5文であったことからの名。藤八薬。藤八五文。