トゥブルジャ【Tvra】例文一覧 30件

  1. ・・・すると、僕といっしょにふりむいたジョオンズは、指をぴんと鳴らしながら、その異人の方を顋でしゃくって He is a beggar とかなんとか言った。「へえ、乞食かね」「乞食さ。毎日、波止場をうろついているらしい。己はここへよく来る・・・<芥川竜之介「出帆」青空文庫>
  2. ・・・It is a dog――ナショナル・リイダアの最初の一行はたぶんこういう文章だったであろう。しかしそれよりはっきりと僕の記憶に残っているのは、何かの拍子に「お師匠さん」の言った「誰とかさんもこのごろじゃ身なりが山水だな」という言葉である。・・・<芥川竜之介「追憶」青空文庫>
  3. ・・・「こういう句があります、Awake, poor troubled sleeper: shake offthy torpid night-mare dream.即ち僕の願とは夢魔を振い落したいことです!」「何のこと・・・<国木田独歩「牛肉と馬鈴薯」青空文庫>
  4. ・・・ 別に不思議はない、“Man descends into the Vale of years.”『人は歳月の谷間へと下る』という一句が『エキスカルション』第九編中にあって自分はこれに太く青い線を引いてるではないか。どうせ・・・<国木田独歩「小春」青空文庫>
  5. ・・・“――Let us matchThis water's pleasant tuneWith some old Border song, or catch,That suits a summer's noon.”の・・・<国木田独歩「武蔵野」青空文庫>
  6. ・・・len Key : Love and marriage.Freud : Vorlesungen zur Einfahrung in die Psychoanalyse.Kollontai : A great love.Tolst・・・<倉田百三「学生と生活」青空文庫>
  7. ・・・それについて入念な――“Eternal Prostitution”“Periodical Prostitution”“Five yen a time”というような言葉までできていた。彼はその事について、恵子にたずねた。恵子は――「そんなこと・・・<小林多喜二「雪の夜」青空文庫>
  8. ・・・Fact and Truth. The Ainu. A Walk in the Hills in Spring. Are We of Today Really Civilised? 彼は力いっぱいに腕をふるった。そうしていつもかなりに報いら・・・<太宰治「猿面冠者」青空文庫>
  9. ・・・In a word 久保田万太郎か小島政二郎か、誰かの文章の中でたしかに読んだことがあるような気がするのだけれども、あるいは、これは私の思いちがいかも知れない。芥川龍之介が、論戦中によく「つまり?」という問を連発して論敵をな・・・<太宰治「もの思う葦」青空文庫>
  10. ・・・しかし、のろまな妻は列車の横壁にかかってある青い鉄札の、水玉が一杯ついた文字を此頃習いたてのたどたどしい智識でもって、FOR A-O-MO-RI とひくく読んでいたのである。<太宰治「列車」青空文庫>
  11. ・・・ピアノの音からこの旗のはためきに移る瞬間に、われわれはちょうどあるシンフォニーでパッショネートな一楽章から急転直下 Attacca subita il seguente に明朗なフィナーレに移るときと同じような心持ちを味わうのである。 ・・・<寺田寅彦「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」青空文庫>
  12. ・・・ピアノの音からこの旗のはためきに移る瞬間に、われわれはちょうどあるシンフォニーでパッショネートな一楽章から急転直下 Attacca subita il seguente に明朗なフィナーレに移るときと同じような心持ちを味わうのである。 ・・・<寺田寅彦「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」青空文庫>
  13. ・・・このような云わば一元的 one dimensional な権威といえども学修者研究者にとって甚だ必要なものである事は勿論である。 今ここに夏休みに温泉に出かけようとする人がある。その人にとっては先ず全国の温泉案内書のようなものは甚だ重宝・・・<寺田寅彦「科学上における権威の価値と弊害」青空文庫>
  14. ・・・解析の方法でも、数学者流に先ず最も一般の場合を取扱った後に a=0 b=0 c=0……と置く流儀ではなかったようである。実験の方でも高価な既成の器械を買ってやるよりも、自分で考案した一見じじむさいように見える器械装置を使って、そうして必要な・・・<寺田寅彦「工学博士末広恭二君」青空文庫>
  15. ・・・ 数式で書き現わすと、この問題の分泌量Hがざっと H = H0 + A sin nt のような形で書き現わされその平均水準のH0がいつもKに近いという型の婦人であったように見えるのである。『徒然草』の「あやめふく頃」で思い出すのはベ・・・<寺田寅彦「五月の唯物観」青空文庫>
  16. ・・・laugh は (AS.)hlehhan から出たことになっているらしいが、この最初のhがとれて英語やドイツ語になり、そのhが「は」になり、それから「わ」になったと仮定するとどうやら日本語の「笑ふ」になりそうである。ギリシアの gelao ・・・<寺田寅彦「言葉の不思議」青空文庫>
  17. ・・・ ヂェー・ワルクの編輯した『仏蘭西現代抒情詩選』の中、レニエーの部の冒頭に追憶の意を唱った Vers le pass の一篇が掲げられている。その初の一節に、Sur l'tang endormi palpitent les ro・・・<永井荷風「向嶋」青空文庫>
  18. ・・・teEt tout le prEt les doux saulesEt le ruisseau qui chante aussi;Un petit roseau m'a suffiA faire chanter la f・・・<永井荷風「向嶋」青空文庫>
  19. ・・・ Uneasy lies the head that wears a crown. Kings frequently lamented the miserable consequences of being born to grea・・・<夏目漱石「文芸の哲学的基礎」青空文庫>
  20. ・・・車掌が next station Post-office といってガチャリと車の戸を閉めた。とまるたびにつぎの停車場の名を報告するのがこの鉄道の特色なのである。向うの方に若い女と四十恰好の女が差し向いに座を占めていた。吾輩の右に一間ばかり隔・・・<夏目漱石「倫敦消息」青空文庫>
  21. ・・・左りの上に塊っているのが Geranium でこれは G……」と云ったぎり黙っている。見ると珊瑚のような唇が電気でも懸けたかと思われるまでにぶるぶると顫えている。蝮が鼠に向ったときの舌の先のごとくだ。しばらくすると女はこの紋章の下に書きつけ・・・<夏目漱石「倫敦塔」青空文庫>
  22. ・・・その傍に JOHAN DECKER と云う署名がある。デッカーとは何者だか分らない。階段を上って行くと戸の入口に T. C. というのがある。これも頭文字だけで誰やら見当がつかぬ。それから少し離れて大変綿密なのがある。まず右の端に十字架を描・・・<夏目漱石「倫敦塔」青空文庫>
  23. ・・・昔は Monsieur de Voltaire, Monsieur de Buffon だなんと云って、ロオマンチック派の文士が冷かしたものだが、ピエエルなんぞはたしかにあのたちの貴族的文士の再来である。 オオビュルナン先生は最後に書い・・・<著:プレヴォーマルセル 訳:森鴎外「田舎」青空文庫>
  24. ・・・其上いつもなら枕元に椅子を引きよせて、五月蠅いほど何か喋ったり笑ったりする彼女―― Chatterbox が、自分の部屋に引こんだきりことりともさせないのは穏やかでない。 部屋はがらんと広く、明るく無人島のような感じを与えた。彼は暫く、・・・<宮本百合子「或る日」青空文庫>
  25. ・・・   十九日 ホテルで一緒に食事をし、夜はグランパがダディの packing を手伝う。三人で、夜フィテアにかえる。   二十日 ダディを二時四十分の汽車に見送り、三人でサブに乗り、村川氏に会いたいと云うので、送ろうとするAを強いて・・・<宮本百合子「「黄銅時代」創作メモ」青空文庫>
  26. ・・・  二十八日 此日Aは始めてセミナーから Avery に来る。此頃自分はアベレーホールでイジプトの研究をして居たのだ。   三十日 A、Avery で Persian と Chinese Art を調べ始める。夜ファシールに行く。・・・<宮本百合子「「黄銅時代」創作メモ」青空文庫>
  27. ・・・“Life is such a thing”という言葉がある。ふち飾りである文学が、人類の歴史の進歩に大きく作用する力はなかった。十九世紀のイギリスのロマンティシズムがレルモントフに影響し、サッカレーやディケンズのリアリスムがトルストイなど・・・<宮本百合子「五〇年代の文学とそこにある問題」青空文庫>
  28. ・・・“The Four Horseman of Apocalypse.”を書いて俄に注目の焦点と成った西班牙のブラスコ・イバンツを始め、松村みね子氏によって翻訳された「人馬の花嫁」の作者、ロード・ダンサニー其他、H. G. Wells, Joh・・・<宮本百合子「最近悦ばれているものから」青空文庫>
  29. ・・・          二(A) 科学技術者をテーマとした作品は、むずかしいからでしょう。多くかかれていません。ひと頃ドイツで「アニリン」とかその他科学小説がかかれましたが、その場合、科学技術者というものの特殊性がどこまでとらえ・・・<宮本百合子「質問へのお答え」青空文庫>
  30. ・・・ Luigi Rasi のデュウゼ伝によると、デュウゼの血は劇場の内に流れていた。彼女は「劇場の子」である。 彼女の祖父はヴェネチアで評判の役者だった。そのころは幕がおりてから、役者が幕外へ明晩の芸題の披露に出る習慣であったが、・・・<和辻哲郎「エレオノラ・デュウゼ」青空文庫>