とうほん‐せいそう【東奔西走】例文一覧 1件

  1. ・・・ 沼南はまた晩年を風紀の廓清に捧げて東奔西走廃娼禁酒を侃々するに寧日なかった。が、壮年の沼南は廃娼よりはむしろ拝娼で艶名隠れもなかった。が、その頃は紅倚翠を風流として道徳上の問題としなかった。忠孝の結晶として神に祀られる乃木将軍さえ若い・・・<内田魯庵「三十年前の島田沼南」青空文庫>