ときわ〔ときは〕【×磐/盤】 の意味

  1. [名・形動ナリ]《「とこいわ」の音変化》
  1. 常に変わらない岩。
    • 「皆人の命も我もみ吉野の滝の―の常ならぬかも」〈・九二二〉
  1. 永久に変わらないこと。また、そのさま。
    • 「大君は―にまさむ橘の殿の橘ひた照りにして」〈・四〇六四〉
  1. 常緑樹の葉がいつもその色を変えないこと。また、そのさま。常緑。
    • 「―なる松の緑も春来れば今ひとしほの色増さりけり」〈古今・春上〉
  • 名詞

ときわ〔ときは〕【×磐/盤】の慣用句

  1. ときわあけび【常磐木通】
  1. ときわかえで【常磐楓】
  1. ときわがき【常磐柿】
    • カキノキ科の常緑高木。幹は黒く、雌雄異株。7月上旬に花が咲き、11月下旬に直径1.5センチほどの実が黄色く熟する。
  1. ときわかきわ【常磐堅磐】
    • [名・形動ナリ]物事が永久不変であること。また、そのさま。とこしえに。
      「万代(よろずよ)をまつの尾山の陰茂み君をぞ祈る―に」〈新古今・賀〉
  1. ときわぎ【常磐木】
    • 松や杉などのように、年じゅう葉が緑色の木。常緑樹。
  1. ときわぎょりゅう【常磐御柳】
    • モクマオウ科の常緑高木。枝の節にうろこ状の小さい葉が輪生。初夏、雄花穂をつける。オーストラリアの原産で、並木・防風林として暖地に植えられる。
  1. ときわぐさ【常磐草】
    • の別名。
  1. ときわさんざし
    • バラ科の常緑低木。枝にとげがあり、葉はやや幅広く縁に小さなぎざぎざがある。5、6月ごろに白い花が咲き、10、11月ごろに丸い実が多数房状について濃赤色に熟す。ヨーロッパ南部の原産。
  1. ときわはぜ【常磐黄櫨】
    • ゴマノハグサ科の一・二年草。道端に生え、地をはう枝は出さない。高さ約10センチ。葉は倒卵形。春から秋、淡い紅紫色の花を開く。
  1. ときわまんさく【常磐満作】
    • マンサク科の常緑小高木。伊勢神宮付近および熊本に自生し、葉は卵形。5月ごろ、緑がかかった白色の4弁花を開き、実は熟すと黒色の種を出す。栽培もされる。