ときわ‐ごぜん〔ときは‐〕【常盤御前】例文一覧 2件

  1. ・・・(いい加減に常盤御前とこうです。どの道そんな蕎麦だから、伸び過ぎていて、ひどく中毒って、松住町辺をうなりながら歩くうちに、どこかへ落してしまいましたが。 ――今度は、どこで倒れるだろう。さあ使いに行く。着るものは―― 私の田舎の叔母・・・<泉鏡花「木の子説法」青空文庫>
  2. ・・・ 戦争ものでない菊人形と云えば、あのどっさりの菊人形の見世ものの中で何があったろう。常盤御前があった。小督があった。袈裟御前もあった。一九〇五年に、団子坂の菊人形はそういうものばかりを見せていた。小さい女の子は気味わるそうに、舞台からす・・・<宮本百合子「菊人形」青空文庫>