とし‐こし【年越し】例文一覧 3件

  1. ・・・ ことしの大晦日は、どの友達のところもほとんど皆夫婦そろっているから、私は私のいないことで誰も寂しがらせないから、何年ぶりかで父とお年越しをしようかと云っているところです。お正月七日がすぎたらお目にかかりにでかけます。この頃、もうお弁当・・・<宮本百合子「獄中への手紙」青空文庫>
  2. ・・・芝居とか、キノとか、音楽とか、一家揃ってそこへ行って、暖い、明るい、楽しい年越しするわけさ。 ――ねえ、オイ! ソヴェトの労働者っていうと、その話だけでも、どうも偉くがっしりしてやがるみたいだが、そいでもいつかヘベレケになることもあるの・・・<宮本百合子「正月とソヴェト勤労婦人」青空文庫>
  3. ・・・暮を知らない様に静かな此村で、年越しをするのもおだやかで好いだろう等と思う。 町へ雑誌と、書く紙を買いに行こうと思いながら、寒さにめげて一日一日とのばして居たが、歳暮売出しを町の店々は始め、少しは目先が変って居るからと云う事で、芝居ずき・・・<宮本百合子「農村」青空文庫>