とし‐なみ【年並(み)/年次】 の意味

  1. 毎年変わらないこと。例年並み。「―の暑さ」
  1. としごと。年々。
    • 「堂塔―に建ち並び」〈読・春雨・天津処女〉
  • 名詞
  • とし‐なみ【年並(み)/年次】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・もしただ最初の起筆と最後の終結との年次をのみいうならばこれより以上の歳月を閲したものもあるが、二十八年間絶えず稿を続けて全く休息した事がない『八犬伝』の如きはない。

      内田魯庵「八犬伝談余」

    • ・・・ 昭和十年は初頭から能動精神、行動主義文学の討論によって、活溌に日本文学の年次は開かれたのであるが、前年、これらの生活的・文学的動議が提出された当時から、知識階級についての理解、行為性の内容等のうちに含まれていた矛盾については、その・・・

      宮本百合子「今日の文学の展望」

    • ・・・この真理は、エレンブルグがいうばかりでなく、エディンバラで開かれようとしている、国際ペンクラブの年次大会でも、そこに集るそれぞれの国の文学者たちによってつよく声明されるであろう。

      宮本百合子「私の信条」