土間（どま）とは？意味・読み方・使い方

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ど‐ま【土間】
の解説

１建物内で、床を張らず、地面を露出するか、三和土 (たたき) 、タイル張りなどにした所。土間床。

２《もと、地面にじかに敷物を敷いて見物したところから》昔の歌舞伎劇場で、1階の舞台正面の観客席。明和（1764〜1772）ごろから枡 (ます) で仕切られ、享和（1801〜1804）ごろから平土間・高土間などの区別ができた。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

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土間の例文(30)

出典：青空文庫

･･･穴の中に、臼は台所の土間の隅に、蜂は軒先の蜂の巣に、卵は籾殻の箱･･･芥川竜之介「猿蟹合戦」
･･･がらりとやると、狭い土間に突立って、「今晩は。」と一つ怒鳴っ･･･芥川竜之介「妖婆」
･･･足を炉ばたから抜いて土間に下り立つと、うやうやしく彼に向かって腰･･･有島武郎「親子」

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