とり‐もち【鳥×黐/×黐】例文一覧 2件

  1. ・・・そこでで獲った鴨を、近所の鳥屋から二羽買って来させることにした。すると小杉君が、「鉄砲疵が無くっちゃいけねえだろう、こゝで一発ずつ穴をあけてやろうか」と云った。 けれども桂月先生は、小供のように首をふりながら、「なに、これでたくさんだ・・・<芥川竜之介「鴨猟」青空文庫>
  2. ・・・「そんな鳥黐桶へ足突っこむようなこと、わしらかなわんわ。」とお霜は云った。「ひと晩でええわ。そしたら明日どこぞへ小屋建てよう、清溝の柿の木の横へでも、藁でちょっと建てりゃわけやないわして、半日で建つがな。」「それでもお前、十五六・・・<横光利一「南北」青空文庫>