どろ‐ぼう〔‐ボウ|‐バウ〕【泥棒/泥坊】 の意味

  1. [名](スル)人の物をぬすむこと。また、その人。ぬすびと。「―に入られる」「人の物を―してはいけない」
  • 名詞

どろ‐ぼう〔‐ボウ|‐バウ〕【泥棒/泥坊】の慣用句

  1. 泥棒に追い銭
  1. 泥棒にも三分の道理
  1. 泥棒を捕らえて縄を綯う
    • 準備を怠り、事が起こってからあわてて用意をするたとえ。盗人(ぬすびと)を捕らえて縄を綯う。→泥縄(どろなわ)
  1. どろぼうこんじょう【泥棒根性】
    • 他人の物をとろうとする気質・性分。泥棒のようなずるい気質・性分。ぬすっと根性。
  1. どろぼうねこ【泥棒猫】
    • 他家の食べ物を盗む猫。
  1. どろぼうまわり【泥棒回り】
    • 車座になって行うゲームで、右から左へと順番を回すこと。和服の場合、手が懐へ入る形になるところからいう。
  • どろ‐ぼう〔‐ボウ|‐バウ〕【泥棒/泥坊】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ あいつは泥棒だ! 大詐偽師だ! それよりもお前、ここへ来て俺の体を抑えていてくれ。

      芥川竜之介「馬の脚」

    • ・・・この陀多と云う男は、人を殺したり家に火をつけたり、いろいろ悪事を働いた大泥坊でございますが、それでもたった一つ、善い事を致した覚えがございます。

      芥川竜之介「蜘蛛の糸」

    • ・・・君はデカルトが船の中で泥棒に遇った話を知っているかと、自分でも訳のわからない事をえらそうにしゃべったら、そんな事は知らないさと、あべこべに軽蔑された。

      芥川竜之介「田端日記」