とん‐とう〔‐タウ〕【×遁逃】例文一覧 2件

  1. ・・・不可解は恐怖になり、恐怖は遁逃を思わしめるに至った。で、何も責め立てられるでも無く、強請されるでも無いが、此男の前に居るに堪え無くなって、退こうとした。が、前に泣臥している召使を見ると、そこは女の忽然として憤怒になって、「コレ」と、・・・<幸田露伴「雪たたき」青空文庫>
  2. ・・・盗んでこれを匿し、殺して遁逃するは何ぞや。他の平安幸福をば害すれども、おのずから害するを好まざるの証なり。また、いかなる盗賊にても博徒にても、外に対しては乱暴無状なりといえども、その内部に入りて仲間の有様を見れば、朋輩の間、自から約束あり、・・・<福沢諭吉「教育の目的」青空文庫>