なき‐ね【泣(き)寝】例文一覧 2件

  1. ・・・母上に請来と、かように貴娘が仰せられし、と私より申さむか、何がさて母君は疾に世に亡き御方なれば、出来ぬ相談と申すもの、とても出来ない相談の出来よう筈のなきことゆえ、いかなる鼻もこれには弱りて、しまいに泣寝入となるは必定、ナニ御心配なされます・・・<泉鏡花「妖僧記」青空文庫>
  2. ・・・みんなにも弱味があるから、まあこのまま泣寝入でさあ。ただまああの工場をこんどはみんなでいろいろに使って、できるだけお互いのいるものは拵えようというんです。」「そうかねえ。」「ファゼーロが何かするのかい。」「ええ、まあ別に新らしい資本・・・<宮沢賢治「ポラーノの広場」青空文庫>