なま‐かわ〔‐かは〕【生皮】例文一覧 3件

  1. ・・・随分生皮も剥れよう、傷を負うた脚を火炙にもされよう……それしきは未な事、こういう事にかけては頗る思付の好い渠奴等の事、如何な事をするか知たものでない。渠奴等の手に掛って弄殺しにされようより、此処でこうして死だ方が寧そ勝か。とはいうものの、も・・・<著:ガールシンフセヴォロド・ミハイロヴィチ 訳:二葉亭四迷「四日間」青空文庫>
  2. ・・・天照という女酋長が、出来上ることをたのしみにして織っていた機の上に弟でありまた良人であって乱暴もののスサノオが馬の生皮をぶっつけて、それを台なしにしてしまったのを怒って、天の岩戸――洞窟にかくれた話がつたえられている。天照大神の岩戸がくれは・・・<宮本百合子「衣服と婦人の生活」青空文庫>
  3. ・・・神話に、天照大神が機を織っていたらば、素戔嗚尊が暴れ込んで、馬の生皮を投げ込んで機を滅茶滅茶にしてしまったという插話がある。女酋長である天照大神はそれを憤って、おそらくその頃の住居でもあった岩屋にとじ籠って戸をしめてしまった。神々は閉口した・・・<宮本百合子「私たちの建設」青空文庫>