出典:gooニュース
IMF金融安定報告、軟着陸への楽観論に警鐘 三重苦抱える銀行も
Pete Schroeder[ワシントン 16日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は16日、国際金融安定性報告書(GFSR)を公表し、中央銀行がインフレとの戦いでソフトランディング(軟着陸)を実現できるとの期待が市場で高まっていることについて、過度な楽観論に警鐘を鳴らした。
世界経済は「低位安定」で軟着陸か IMF見通し、米の強さは予想外
深刻な景気後退を避けつつ、インフレも抑えるという世界経済の「軟着陸」を、「大半の指標が示唆している」とした。 最新の「世界経済見通し」を発表した。世界経済はコロナ禍の20年、2.8%減とマイナス成長に陥ったが、反動で21年は6.3%成長を記録。22年は3.5%で、23年以降は3%台前半の成長が続くとみる。00~19年の平均成長率3.8%と比べれば、「低位安定」と言える。
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