にぎ・る【握る】 の意味

  1. [動ラ五(四)]
  1. 手の指全部を内側へ曲げる。また、そのようにして、物をつかんだり、持ったりする。「こぶしを―・る」「ペンを―・る」「車のハンドルを―・る」
  1. 物事をとらえて自分のものとする。手中に収める。「実権を―・る」「政権を―・る」「大金を―・る」
  1. 重要な事柄を確実につかむ。「相手の弱みを―・る」「秘密を―・る」「証拠を―・る」
  1. 握り飯や握りずしを作る。「好みのねたを―・ってもらう」
  1. ゴルフなどの勝負事で、金品を賭ける。
  1. 掴 (つか) む[用法]
  1. [可能]にぎれる
  • にぎ・る【握る】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・半之丞はこの金を握るが早いか、腕時計を買ったり、背広を拵えたり、「青ペン」のお松と「お」の字町へ行ったり、たちまち豪奢を極め出しました。

      芥川竜之介「温泉だより」

    • ・・・ クラバックは細い目をかがやかせたまま、ちょっとマッグの手を握ると、いきなり戸口へ飛んでいきました。

      芥川竜之介「河童」

    • ・・・今にきっとシャヴルの代りに画筆を握るのに相違ない。

      芥川竜之介「保吉の手帳から」