にっしん‐げっぽ【日進月歩】例文一覧 4件

  1. ・・・たとえ日進月歩の新知識を統括する方則や原理の数はそれほど増さないとしても、これによって概括せらるべき事実の数は次第に増加して来るばかりである。従って勢い物理学の中でもだんだんに専門の数が増加しその範囲が狭くなる。この勢いで進んで行けば物理学・・・<寺田寅彦「科学上における権威の価値と弊害」青空文庫>
  2. ・・・ これほど極端でないまでも、実際科学者としては日進月歩の新知識を修得するだけでもかなりに忙しいので、歴史的の詮索までに手の届かぬのは普通の事である。 しかし自分の見る所では、科学上の骨董趣味はそれほど軽視すべきものではない。この世に・・・<寺田寅彦「科学上の骨董趣味と温故知新」青空文庫>
  3. ・・・当時日進月歩であった新日本の足どりにおくれて手足まといとならない範囲に開化して、しかも過去の自由民権時代の女流のように男女平等論などを論ぜず内助の功をあげることを終生のよろこびとする、そのような女を、明治の日本は理想の娘、妻、母として描き出・・・<宮本百合子「女性の歴史の七十四年」青空文庫>
  4. ・・・ 女学校令が日本では第一期の黎明期が終って、その黎明期の性質に対比すれば反動の時期にはいったときの要素に立って、婦人はよき家庭の主婦として日進月歩の日本の社会に働く男をよくたすけなければならない、という必要の範囲で制定されたことは、若い・・・<宮本百合子「婦人の読書」青空文庫>